後藤厚労大臣 最高裁判決を捏造 6/6長崎県保険医協会は抗議文発出(2022年6月6日)

5/18衆議院厚労員会答弁は事実に反する内容
抗議文発出と同時に記者会見し県民にアピール

山田勝彦衆議院議員(立憲民主・九州比例)の質問に対する後藤厚労大臣の答弁は、最高裁判決と全く違うものであり、捏造と言わざるをえません。
最高裁の判決文には、そもそも「雨」という文字すらなく、後藤厚労大臣は国会答弁で「判決では、ご指摘の間の瀬地区も含め、被爆地域として指定されていない地域では、原爆投下後間もなく雨が降ったとする客観的な記録はないとされているわけです。これは最高裁の確定判決の事実認定であります。」と述べています。これは高裁判決の文言を切り取って、あたかも最高裁判決であるかのように偽装した、悪質な最高裁判決の捏造です。
当会は、このことに抗議し、被爆体験者の速やかな被爆者認定を求め、6/6首相及び厚労大臣に抗議文を送付しました。併せて、記者発表を行い、7社が参加しました。(写真は記者会見で説明する本田会長)

【抗議文】厚生労働省による最高裁判決の捏造に抗議し、被爆体験者の速やかな被爆者認定を求める