パンデミック下での接種再開~子宮頸がんワクチン問題の今(申込締切4月14日)

いつ:
2022年4月16日 @ 14:00 – 15:30
2022-04-16T14:00:00+09:00
2022-04-16T15:30:00+09:00
どこで:
メルカつきまち
長崎市築町3-18

講師:村中 璃子先生(医師・ジャーナリスト)
とき:2022年4月16日(土)14:00~15:30 (13:30開場)
申込締切:4月14日(木)
会場:ハイブリッド開催(Zoomウェビナー・メルカつきまちホール)
・オンラインでの参加をご希望の方は下記ボタンをクリックしてください。
   

・会場参加をご希望の方は、チラシをダウンロードし、必要事項をご記入のうえFAXでお申込みください。
 ※会場定員 100人(申込先着順)
 ※新型コロナウイルスの感染状況によっては入場制限による開催または、オンラインだけになる場合があります。

講師からのコメント:今年4月、差し控えられていた子宮頸がんワクチンの積極的勧奨が再開する。子宮頸がんワクチンは小6から高1女子を対象に定期接種となっている。しかし、接種後に起きた痙攣などの症状をワクチンの副反応だと訴える人が相次ぎ、厚労省は同ワクチンの接種勧奨を定期導入2か月後に停止。接種する人はほぼ誰もいなくなっていた。一時的とされた差し控えは8年10か月にも及び、ワクチン導入に成功した海外諸国では罹患者も死亡者も激減する中、日本人の女性だけがワクチンでがんを防ぐ機会を失っていた。子宮頸がんになる日本人は毎年1万人、死亡者は3000人。その大半がワクチンで防げる。パンデミック下での勧奨再開となったこの機会に、子宮頸がんワクチンの基本知識と最新の評価について解説する。

講師プロフィール:北海道大学医学部卒。一橋大学社会学部、社会学研究科修士課程終了。世界保健機関 (WHO)の新興・再興感染症チーム、独ベルンハルト・ノホト熱帯医学研究所を経て、現在では京都大学大学院医学研究科非常勤講師、WHOのコンサルタントを務める。2017年、科学誌『ネイチャー』主催のジョン・マドックス賞を日本人として初受賞。著書に『新型コロナから見えた日本の弱点―国防としての感染症』(光文社 2020年)、『10万個の子宮-あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか』(平凡社 2018年)。