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【医療DX講演会】NAVERクリニックと韓国ITについて
いつ: 2023年10月25日 @ 19:30 – 21:00 と き 10月25日(水)19:30~21:00 ※長崎保険医新聞9月号に同封した「協会行事案内」において、日時を誤り「9月22日(金)19:30~21:30」と記載していました。 お詫びして訂正します。 参加方法 オンライン(Zoomウェビナー)でのライブ配信 ※参加申込は必須です。ウェビナーの登録は下記のボタンから。 対 象 医師・歯科医師・事務職員等 講 師 パク・ウニョン氏(韓国・NAVERクリニック研究員) 7月に韓国ネイバー社の本社ビルを訪問した。ネイバー社は日本人の8割以上が利用しているLINEのサービスを開発、提供している企業である。 本社ビルの中に最新のIT技術を駆使したNAVERクリニックがある。研究員のパク・ウニョン氏に解説してもらった。思わずうなった。是非、長崎の会員にも聞いてもらいたい(本田孝也)。 -
その常識、今も常識?~他科疾患を学び直そう(関節リウマチ・エイズ)
いつ: 2023年9月27日 @ 19:30 – 21:00 テーマ 『その常識、今も常識?~他科疾患を学び直そう』 と き 9月27日(水)19:30~21:00 参加方法 オンライン(Zoomウェビナー)でのライブ配信 ※参加申込は必須です。下記から参加申込をお願いします。 対 象 医師・歯科医師・スタッフ等 内 容 ①関節リウマチの最新情報と病態形成における歯周病の役割 宮下賜一郎先生(大村市・みやしたリウマチ・内科クリニック院長) ②エイズについて知っておきたい10のこと 有吉紅也先生(長崎大学感染症内科(熱研内科)教授) -
腸内細菌と免疫による歯周病の増悪化の仕組み
いつ: 2023年10月13日 @ 19:30 – 21:00 と き 10月13日(金)19:30~21:00 参加方法 ①対面(会場:フコク生命ビル会議室)※メール・電話・FAXで参加申込をお願いします。 ②オンライン(Zoomウェビナー)でのライブ配信 ※参加申込は必須です。ウェビナーの登録は下記のボタンから。 ※後日の動画配信はありません。 対 象 医師・歯科医師・スタッフ等 講 師 田中芳彦先生(福岡歯科大学口腔歯学部感染生物学分野教授/医師) -
懇談会「デジタル時代、医療機関はどうなる?」
いつ: 2022年11月29日 @ 19:30 – 21:00 どこで: 長崎県保険医協会, 長崎市恵美須町2-3 フコク生命ビル2F とき 11月29日(火)19:30~21:00 講師 翔薬デジタルヘルスサービス部門担当者 参加方法 オンライン(Zoomウェビナー)でのライブ配信 医療機関を取り巻く状況も様々な形でIT化の波にさらされています。これからの時代、私たちはそれにどう向き合えばよいのでしょうか。 全国の医療介護の現場で利用されている地域包括ケア・多職種連携のためのコミュニケーションツールとして、メディカルケアステーション(MCS)があります。「患者情報をもっと手軽に、詳細に共有したい」「電話では相手の都合が気になるし、FAXや連絡ノートでは相手が見たかの確認が必要」「共有する患者情報は安全に管理できなければ」「患者と必要なときに必要なコミュニケーションをとりたい」という願いに応えるツールとされています。 こうした現在提供されているデジタルヘルスサービスの実際をお話し頂きながら、デジタル時代における医療機関のこれからを考えてみませんか。 ※終了しました -
在宅医療点数請求講習会(初級~中級)「これだけは知っておきたい在宅医療点数の請求…
いつ: 2022年11月30日 @ 19:30 – 21:00 どこで: 長崎県保険医協会, 長崎市恵美須町2-3 フコク生命ビル2F 在宅医療点数は改定毎に複雑になり、最も請求漏れが多く見られる点数です。患者が療養する場所も、自宅から介護施設まで、幅広く、施設の類型によって請求内容が異なるなど、介護保険・サービス内容の理解も必要です。 今回は、往診・訪問診療・訪問看護の基本点数から、訪問点滴・自己注射・施設入所者への医療などを中心に、よりポイントを絞って説明します。Q&A形式でより理解を深めたいと思います。 とき:11月30日(水)19:30~21:00 形式:ハイブリッド開催(会場及びウェビナー) ※新型コロナの感染状況によってはWEB限定に変更する場合もあります。予めご了承ください。 講師:浦一秀協会副会長・鶴留和彦協会事務局長 対象:在宅医療の経験が浅い、又は未経験の医師及び事務担当者 [講習会テキスト] 保団連発行『在宅医療点数の手引(2022年度改定版)-診療報酬と介護報酬』を使用します(2022年9月発行:B5判690P・会員価格3,000円/定価5,000円)。 事前にご購入の上、当日必ずご用意ください。 ※終了しました -
医科歯科合同研究会「人生の One Point ~歯っとして、ギュッとして~」(…
いつ: 2022年11月22日 @ 19:30 – 21:00 講師:太田信敬 先生(佐世保市・太田歯科診療所) 参加対象:医師・歯科医師、医療従事者、介護施設従事者など 申込締切:11月22日(火) (講演要旨) 長寿大国の日本は、人生100年時代と例えることができるようになってきました。しかし、その100年は平均寿命の話であって、「健康寿命」の話ではありません。男女ともに約10年間の要介護・要支援の生活は改善されず、人生100年時代に突入しています。 健康寿命を伸ばすためにはフレイルドミノが発生しないように、一つ一つのドミノであるプレフレイルに対して、各専門職が対応しなければなりません。 この度、歯科医師の立場として口のドミノを中心にお話させていただきます。 オーラルフレイルの予防は人生および介護予防の一部分です。オーラルフレイルはフレイルドミノの一部分でもあるので、今回の話が、他職種連携の更なる発展につながる開始点になればと思います。 【日医生涯教育講座】 CC13:医療と介護および福祉の連携 1.5単位 ※日医生涯研修参加証が必要な先生は長崎県医師会にご連絡ください。保険医協会では発行いたしません。 ※終了しました -
募集をかけても応募がない時代~雇用関連法の改正を武器に 「安心して働ける」「安心…
いつ: 2022年11月18日 @ 19:30 – 21:00 講師:桂好志郎 氏(協会顧問社会保険労務士) 参加対象:医師・歯科医師、事務長など 申込締切:11月17日(木) (講演要旨) 少子化による人手不足で「募集をかけても応募がこない」という状況が、コロナ禍でさらに深刻になっています。 4月からハラスメント対策が義務化され、育児・介護休業法が改正されるなど、この数年、様々な法改正が行われています。これらを採用の武器にするとともに、優秀な人材の退職防止に役立てるためのお話をしていただきます。ぜひご参加ください。 ※終了しました -
歯科研究会「認知症の人の口を支える基礎知識」(申込締切12月12日)
いつ: 2022年12月12日 @ 19:30 – 21:00 と き:12月12日(月)19:30~21:00 講 師:平野浩彦先生 東京都健康長寿医療センター病院 歯科口腔外科部長 テーマ:認知症の人の口を支える基礎知識 対 象:会員・スタッフ 申込締切:12月12日(月) 当研究会は、Zoomウェビナーで開催します。参加希望の方は下記よりお申込ください。 ※終了しました 講演要旨: 8020達成者が2016年には5割を超え、継続的な口腔管理が必要不可欠であることは誰もが認識しているところです。その一方で,80歳以上になると認知症発症のリスクも急速に高まります。認知症が進行すると自立した口腔清掃が困難となり、う蝕や歯周病の発症リスクが上がります.さらには介護者などによる支援を受け入れることが困難になるケースも多く、口腔管理は一層困難となります。 歯科界は高齢期に自身の歯を多くの残すプロモーション(8020運動)を進めた以上、認知症を発症しても自身の歯さらには口の機能を守る責務があると考えます。認知症の人を歯科としてどう支えるか、皆様方と考えるお時間を頂けましたら幸いです。 -
有床診療所活性化セミナー「有床診療所のための役に立つお悩み相談」(申込締切:11…
いつ: 2022年11月9日 @ 19:30 – 21:00 どこで: 長崎県保険医協会, 長崎市恵美須町2-3 と き 11月9日(水)19:30~21:00 講 演 森永博史先生(保団連病院有床診療所対策部員・熊本県保険医協会副会長) テーマ 2022年診療報酬改定をどう読み、どう活かすか 報告① 佐藤辰夫先生(長崎市・さとう内科医院) テーマ 「ケアミックスはよかったのか-開業40年の考察」 報告② 南ひとみ先生(長崎市・たちばなベイクリニック) テーマ 「地域における診療所の共生、特色を活かした医療協力体制」 参加方法 (1)会場(長崎県保険医協会会議室) (2)オンライン(Zoomウェビナー) 年々減少している有床診療所の中でも、地域で奮闘する診療所があります。自院の医療機能をフルに発揮し成果を上げている」「工夫した経営及び労務管理によって経営が安定した」「積極的に在宅支援診療所として展開」「病診・診診及び介護サービスとの連携強化」など、事例に学びながら交流します。 事務長・看護師長等のスタッフの方もお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。 ※終了しました -
憲法講演会「守りたい!私たちのくらしと平和~~今こそ学ぼう日本国憲法」
いつ: 2022年10月17日 @ 19:30 – 21:00 TBS「サンデーモーニング」のコメンテーターとしてもお馴染みの谷口氏が講演!! テーマ 「自民党改憲草案」を学ぶ(仮題) と き 10月17日(月)19:30~21:00 講 師 谷口 真由美氏(法学者/大阪芸術大学客員准教授) 参加方法 オンライン(Zoomウェビナー)でのライブ配信 参加ご希望の方は下記ボタンからお申し込みください。 ※終了しました。 7月に行われた参議院選挙で改憲勢力が3分の2を超えました。ロシアのウクライナ侵攻などに便乗するかのように、改憲の動きが加速しています。 しかし、9条の問題だけでなく、改憲議論のベースとなっている「自民党改憲草案」は、旧統一教会の政治部門とされる勝共連合の改憲案と多くの一致点があると指摘されています。 この機会にあらためて「自民党改憲草案」について学びたいと企画しました。ぜひご参加ください。 (チラシPDF) (講師略歴) 1975年生、大阪市出身。大阪国際大学政治経済学部卒業、和歌山大学大学院経済学研究科修士課程修了、大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程修了。 専門分野:リプロダクティブライツ/ヘルス、ワークライフバランス、女性の人権、ジェンダー法、国際人権法、国際公共政策、憲法…など。 著書:「おっさんの掟『大阪のおばちゃん』が見た日本ラグビー協会『失敗の本質』」(小学館)/「ハッキリ言わせて頂きます!」(集英社)/「お笑い自民党改憲案」(金曜日)/「日本国憲法 大阪おばちゃん語訳」(文芸春秋)/「憲法って、どこにあるの みんなの疑問から学ぶ日本国憲法」(集英社)…等 -
長崎県社会保障推進協議会第26回定期総会 記念講演「切り捨てはダメ! こんなとき…
いつ: 2022年9月16日 @ 19:20 – 20:50 と き 9月16日(金)19:20~20:50 ※18:45~19:15総会議事を行います。 開催形態 オンライン(Zoomミーティング)でのライブ配信 講 師 寺尾 正之氏(日本医療総合研究所) 参加ご希望の方は下記ボタンからお申し込みください。 ※終了しました (講演要旨) 物価高騰のさなか、6月の年金支給から0.4%引下げられました。10月からは75歳以上の医療費窓口負担の2倍化が施行されようとしています。新型コロナの2類相当から5類への分類変更も議論に上っていますが、窓口での支払いが負担となり医療機関にかかれない事態を引き起こしかねません。75歳医療費負担2倍化阻止の運動の展望や2倍化の問題点についてお話いただきます。 -
医院経営講習会「決算書の見方~貸借対照表と損益計算書」
いつ: 2022年10月24日 @ 19:30 – 20:45 と き 10月24日(月)19:30~20:45 講 師 吉岡 恵一郎氏(嶋会計センター税理士) 参加方法 オンライン(Zoomウェビナー)でのライブ配信 参加ご希望の方は下記ボタンからお申し込みください。 ※終了しました (講演要旨) 医院経営は、経営者それぞれの考え方によるので、健康診断のデータのような異常値はありません。しかし、これからの医院経営を考えるために、どのように決算書を見るかを解説していただきます。 -
【中止】落語&健康講話「お達者落語会」
いつ: 2022年10月8日 @ 02:00 – 03:30 どこで: チトセピアホール, 長崎市千歳町5−1 チトセピア 2F 「お達者落語会」中止のお知らせ 新型コロナ感染症の感染状況悪化を受けて、開催中止となりました。 ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 講 師:春雨や落雷師匠(安部正之先生) 長崎大学医学部出身。 平成18年、4代目春雨や雷蔵に入門。春雨や落雷を襲名。 平成21年に安部整形・形成外科理事長医院を後進に譲った後、「古典落語」と「いきいき医学講話」の二部構成からなる「お達者落語会」を主宰。 全国各地に出向いて口演し、笑いの不思議な力について面白おかしく語る。 平成24年 真打ちに昇進。 NHKラジオ深夜便をはじめ、山陰放送コメンテーターなどをつとめる。 日本医師会会員、日本形成外科学会会員、日本笑い学会会員 笑い療法士(癒やしの環境研究会)、医学博士 と き:10月8日(土) 14時00分~15時30分(開場13時30分) 会 場:チトセピアホール 参加費:無料/事前申込制・先着100人 申込方法:下記ボタンからお申し込みください。FAX・電話でも受け付けています。 ※ご来場の際は、会場の感染防止対策にご協力ください。 また、新型コロナの感染状況によっては中止となる場合があります。 -
セキュリティ対策セミナー「情報セキュリティ対策基本編」
いつ: 2022年7月21日 @ 19:30 – 20:30 と き 7月21日(木)19:30~20:30 講 師 株式会社ティエルエス 対 象 医科・歯科開業医、スタッフ 参加方法 オンライン(Zoom)でのライブ配信 申込締切 7月20日(水)厳守 参加希望の方はこちらからお申し込みください (講演要旨) 私達は日常生活を行う上で情報セキュリティの脅威にさらされています。リスクには様々なものがあり、必要な情報セキュリティ対策も多様です。 主に個人の視点から情報セキュリティの基本をご紹介します。 1. 情報セキュリティに対する脅威 2. 情報セキュリティ対策の基本 3. 日常におけるセキュリティ対策 4. 医療機関としての視点 5. Webサイト運営 -
医療経営改善セミナー「生活習慣病管理料」算定のノウハウ~内科系なら いつでも ど…
いつ: 2022年5月26日 @ 19:30 – 20:30 と き:5月26日(木)19:30~20:30 講 師:本田孝也先生(長崎県保険医協会会長・本田内科医院院長) 参加方法 :オンライン(Zoomウェビナー)でのライブ配信 申込締切:5月25日(水)厳守※終了しました 講演要旨: 今次改定で「生活習慣病管理料」の算定方式が変更となり、効率的に算定することで院内処方、院外処方を問わず大幅な増収となります。 同時に本症治療の基本である生活習慣の改善によりエビデンスに基づいた質の高い医療を患者さんに提供することができます。 セミナーでは生活習慣病管理料算定のノウハウを実際のレセプトをもとに一挙公開。 また、協会が無料で提供する「生活習慣病管理料置換えシミュレーションソフト」「生活習慣病療養計画書作成ソフト」の活用法を解説します。 -
日本型インボイス制度 ~概要と医療機関に与える影響について~
いつ: 2022年6月15日 @ 19:30 – 20:30 と き:6月15日(水)19:30~20:30 対 象:会員・スタッフ 講 師:嶋 賢治氏(協会顧問税理士) 参加希望の方はこちらからお申し込みください (講演要旨) 2023年10月から消費税にインボイス制度が導入されます。インボイス制度とはどのような制度か?医療機関にどのような影響を与えるのか?なにか準備が必要なのか?などを解説していただきます。 -
「歯初診・外来環・か強診・歯援診」の施設基準対応研修会(先着順)
いつ: 2022年6月18日 @ 18:00 – 21:00 と き 6月18日(土)18:00~21:00 会 場 フコク生命ビル8F会議室 講 師 黒川 英雄 先生(別府口腔保健センター口腔外科・障害者(児)歯科・訪問歯科センター長) 対 象 会員限定 申込方法 FAXまたはメールでお申し込みください 定 員 40人 ※先着順です。 研修内容 ・高齢者の心身の特徴~認知症への対応を含めて~ ・歯科疾患の重症化予防に資する継続的な口腔管理 ・偶発症に対する緊急処置、医療事故への対応 ・感染症対策等の院内感染防止対策 ・在宅医療・介護等に関する歯科医療への対応 ■「歯科初診料」「歯科外来診療環境体制加算」「在宅療養支援歯科診療所」「かかりつけ歯科医機能 強化型歯科診療所」の施設基準に対応しております。当研修会は、個別での受講はできません。 ■研修会終了後に、会員の歯科医師には受講証明書を発行します。研修会に遅刻、早退をされた場合 には受講証明書は発行されませんので予めご了承ください。 ■本研修は集合研修ですが、現在、厚労省はインターネットを利用したeラーニングでの研修終了を認めております。当日の内容は研修会終了後 近日中に、保険医協会会員限定のeラーニングで 受講できるようにしますので、是非ご利用ください。 -
第30回日常診療経験交流会シンポジウム「認知症患者さんに対応するために」(申込締…
いつ: 2022年6月8日 @ 19:30 – 21:00 と き:6月8日(水)19:30~21:00 参加方法 :オンライン(Zoomウェビナー)でのライブ配信 申込締切:6月7日(火)厳守 日医生涯教育講座 CC29:認知能の障害 1.5単位 参加ご希望の方は下記ボタンからお申し込みください。※受付は終了しました 〈シンポジスト〉 佐藤克也先生(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻リハビリテーション科学講座運動障害リハビリテーション分野 (神経内科学)教授) 認知症の人をどのように診断治療し、どのように接していくのか 講演要旨: ある研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えている。人生100年時代に、高齢者から若者まで、全ての人が元気に活躍し続けられる社会、安心して暮らすことのできる社会をつくることが重要な課題となっている。 その一方で年をとるほど、認知症になりやすくなります。2020年現在日本における65歳以上の認知症の人の数は約600万人と推計され、2025年には約700万人(が認知症になると予測されている。また、認知症は誰でもなりうることから、認知症への理解を深め、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる「共生」つまり認知症の人が、尊厳と希望を持って認知症とともに生きる、また認知症があってもなくても同じ社会でともに生きるという意味の社会を創っていくことが重要となっている。 今日の講演では認知症の診断・治療、さらに認知症の人をどのようにどのように接していくのか?を事例をもとに紐解いていく。 平野浩彦先生(東京都健康長寿医療センター病院 歯科口腔外科部長) 認知症の人の食を支える視点 講演要旨: 令和元年に出された認知症施策推進大綱では、「認知症の人が置かれた環境の下で、認知症の類型や進行段階を十分理解し、容態の変化に応じた対応」が、認知症に関わる医療・介護専門職に求められている。認知症の進行に伴い様々な課題への対応が求められるが、「食」に関する課題は低栄養に陥るリスクを高めるため、ケアを提供する者(家族含む)にとって精神的負担も大きなものの一つである。当日は、食を支えるために必須な口腔管理に関してのガイドラインなどからの情報、さらに認知症の人の食を支える視点について、認知症の類型や進行段階別に参加者の皆様と考えていきたい。 宮川由香氏(長崎市認知症初期集中支援チーム 医療員・昌生会出口病院・認知症疾患医療センター/作業療法士) 今、求められる、認知症の生活の場での歯科を含む多職種連携 講演要旨: 講演要旨:認知症の初期段階の方から、重度化された方まで、口腔内の健康は、全身状態、更にはQOLに密接です。しかし、認知症が進行する過程の中で、次第に口腔ケアに対する自発性が失われていき、他者からのケアが必要であっても、口腔はデリケートな領域であり、ケアや治療の抵抗が多くの方に起こります。口腔内の痛みや違和感を本人が適切に訴えられないことも起こってきます。認知症発症後は、歯科受診の機会も自ずから失われてしまいがちです。このような現状から、認知症の早期から、歯科医療の継続的な提供が、多職種連携の中で、生活の場に赴いて行われることが必要と感じています。