第2弾 顔認証付きカードリーダーに関するアンケート結果を記者発表

協会は8月に実施したマイナ保険証等に関するアンケートに引き続き、第2弾として「顔認証付きカードリーダーに関する実態調査」を10月下旬に会員医療機関に対し実施しました。
顔認証付きカードリーダーが“なりすまし受診”防止につながるのか?高齢者がカードリーダーを使いこなせるのか、保守契約はどうなっているか、などの問いに対し、現場から多数の声が寄せられました。
顔認証できなかった医療機関は62%に達し、その原因は人的なミスではなく、機械の認証エラー(64%)、操作ミスは32%であること、機械ごとに認証の仕方が違い、タッチパネルの配列もその都度変わるので、高齢者は混乱を来すであろうことを強調しました。
本田会長は自院に通院する後期高齢者100人を対象にした調査結果を紹介し、カードリーダーの操作が可能か否かを聞いたところ、「単独で操作できたのは2割。『不可能又は要援助が5割弱』だった。このままでは来年秋は現場では混乱する」との報告に記者の注目が集まりました。
当日はテレビ3社、新聞4社が出席しました。
(調査結果はこちら

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