健康一口メモ/子どもの腹痛

子どもの腹痛

 腹痛は子どもがよくうったえる症状ですが、見ただけではっきりとはわかりません。小学生でものどの痛み、胸の苦しさ、体のだるさ、精神的にきつい・さみしいといったお腹以外の症状を「お腹が痛い」と表現することがあります。どこがどのぐらい痛いのか、こどもをよく観察し、痛がるところを触って確認することも必要です。
  軽い腹痛の場合は、便秘が原因でなくても便を出し、おなかを温めてみると、痛みが和らぐことがあります。食事が摂れるようならおかゆなどの柔らかい炭水化物を中心にして、肉などのタンパク質や脂肪分は控えましょう。
  痛みが強い、顔色が悪い、嘔吐する、ぐったりしているなどの時はすぐに病院を受診してください。また痛い場所がはっきりしている、押さえると痛みが増す、痛みは強くないが長く続く場合も我慢させないことです。
 病院を受診する際にはできるだけ詳しい様子が分かる人と一緒に受診しましょう。家族や周囲にお腹の調子の悪い人がいないか、食事の量や内容、便やおしっこの回数、便の色や形、痛みの持続時間や痛がっていた時の様子などが重要な情報です。
 こどもの腹痛で自分勝手に抗生剤や下痢止めを飲むとかえって良くないこともあります。症状に合わせた薬が必要ですので、かかりつけの小児科を受診しましょう。(2016年7月放送)