健康一口メモ/やけどについて

やけどについて

 家庭におけるやけどの原因には様々なものがあります。熱湯・みそ汁・天ぷら油・カップ麺など高温の液体によるもの。ホットプレート・ストーブ・アイロンなど高温の固体によるもの。湯たんぽなど低温やけどは見た目以上にキズが深く、適切な処置をしなければいけません。その他、電気炊飯器、ファンヒーター、ポットの吹き出し口の蒸気に触れることによる幼児の手指のやけどはキズが深くなることが多く、手術することもあります。タバコや花火によるやけども深い場合が多く適切な処置が必要となります。やけどした人の年齢、部位、広さ、深さなどで傷が治るまでの期間が異なり、長引くことでキズ跡が残ったりすることもあります。
 やけどは深さにより3つに分けられます。赤くなる浅いものをⅠ度、痛みがあり水ぶくれになるⅡ度、痛みがなく白くなるⅢ度に分類されます。皮膚の薄い子どもや老人では深くなりやすいです。やけどした場合の処置は、直ちに冷やすことが大切です。熱による皮膚へのダメージを深くすることを防いで、痛みを和らげることができます。無理に衣服を脱がず、氷で直接冷やすのではなく水道水などの流水で20分くらい冷やします。水ぶくれがある場合はできるだけ破らないようにしましょう。消毒やアロエ、市販の薬など塗らずに清潔なガーゼかタオルを水でぬらしたものでキズをおおって病院を受診することをおすすめします。
 やけどは早く治療して、早く治すことがきれいに治すことへとつながります。お近くの形成外科、皮膚科を受診してください。(2016年7月放送)