健康一口メモ/頭痛とめまい

頭痛とめまい

 頭痛やめまいはありふれた症状です。そのため頭痛やめまいの程度が軽ければそのまま様子をみている方が多いようです。しかし、中には強い頭痛やめまいがおこることがあります。この場合、どちらの症状も命に関わる頭の病気かもしれません。
 強い頭痛とめまいの両方を繰り返す片頭痛関連めまいという病気についてご紹介いたします。以前から片頭痛がある人にめまいがしばしばおこることが知られていました。天井や自分の体がグルグル回ったり、頭を動かすとめまいがおこります。このめまいのために日常の生活は制限されます。短かいと五分間ぐらいですが、長いと3日ほど続きます。また、めまいの半分に特徴がある頭痛が伴っています。その特徴は、頭の片側が痛い、ズキンズキンと脈打つような痛みがある、歩いたり階段の上り下りで痛みが強くなる、光や音に対して敏感になる、頭痛の前にキラキラした光や点や線が見える、あるいは一瞬目が見えなくなるなどです。もちろん何か他の頭の病気で起こったり、メニエール病という耳の病気でも起こることがあります。そのため診断にはいくつかの検査が必要です。
 この片頭痛関連めまいは、メニエール病や良性発作性頭位めまい症などのめまいを起こす耳の病気より多いと考えられています。
 治療は片頭痛に対する薬が有効です。
 特徴的な頭痛や強いめまいを繰り返している方は耳鼻科や神経内科、脳外科の診察を受けられることをおすすめいたします。(2016年4月放送)