健康一口メモ/とびひ

とびひ

 とびひは、乳幼児に見られやすく擦り傷、虫刺され、かぶれ、そして、アトピー性皮膚炎などの乾燥した皮膚に細菌が感染して生じることが多い皮膚病です。夏によく見られる皮膚病で、全身に広がることがあり、合併症を伴い、入院治療が必要な場合もあります。
 顔、体、手足どこにでもできます。鼻の奥にはとびひを引き起こす細菌が存在する可能性があるので、鼻をいじらないようにしましょう。痒みが見られることが多く、引っ掻くと広がりやすく治りが悪くなるため、爪はきちんと切りましょう。シャワー浴やかけ湯で清潔を保ち、こすって洗わないようにしましょう。また、浴槽には入らないでください。
 日頃より擦り傷、虫刺され、かぶれ、アトピー性皮膚炎などの皮膚病をしっかり治療しておくことがとびひの予防に必要です。範囲が広い場合、登園・登校については、かかりつけ医に相談してください。とびひは、周りの人にもうつることがあるので注意が必要です。プール、海水浴、水遊びは避けてください。
 治療は、抗生物質を含む塗り薬や飲み薬を使って治療します。かかりつけ医の指示に従い、塗り薬を塗って、とびひの部分をガーゼなどで保護してください。
 近年、治りにくいとびひが増えており、治るまで時間がかかります。落ち着いてきても、完全に治るまで治療することが大切です。(2016年3月放送)