内科/禁煙外来

禁煙外来

 やめたくてもやめられない喫煙習慣は、ニコチン依存症という治療が必要な病気です。なぜやめる必要があるのかは、タバコが数多くの病気を引き起こす重大な原因になるからです。心筋梗塞、狭心症、脳卒中などの血管の病気、肺がんをはじめとした数多くのがん、肺気腫、慢性気管支炎などの肺の病気、このように多数あります。自分でやめるのが難しい人は禁煙外来を利用しましょう。あらかじめ禁煙外来がある医療機関かどうか、確認しておきます。はじめにニコチン依存症を判定するテストをしますが、これでニコチン依存の程度を知ることができ、保険診療の上でも必要な検査です。また吐いた息で一酸化炭素の濃度を調べると、喫煙の程度が分かります。
 さて治療方法は飲み薬か貼り薬のどちらかを選びます。飲み薬はタバコを吸うのが嫌になるように作られています。貼り薬の方はニコチンを皮膚から吸収させ、だんだん少なくして、依存をなくす方法です。医師と患者の十分な信頼関係のもとでは、最大八〇%の成功率が期待されます。治療中、どうしても吸いたくなる時は、気分を変えましょう。方法として、水やお茶を飲む、深呼吸する、本を読む、運動するなどがあります。また受動喫煙の二次喫煙にも注意しましょう。禁煙治療中の飲み会はタバコの誘惑が強くなり要注意です。喫煙者が多い室内や車内などに残ったタバコ有害物質による三次喫煙の影響も、最近問題となっています。皆さん、禁煙外来でタバコをきっぱりやめませんか。(2019年12月)