足がだるい、つる、かゆい、下肢静脈瘤かも

足がだるい、つる、かゆい、下肢静脈瘤かも

 足がだるい、おもい、つる、かゆい、むくむなどの症状で悩んでいる方、それは下肢静脈瘤が原因かもしれません。皮膚の表面がぼこぼこしていなくても、かくれ静脈瘤の可能性もあります。もともと、足の静脈は、血液を心臓に返す血管であり、足首側から心臓に向かってのぼっていかなければなりません。そのため、静脈のなかには、逆流しないように弁がついていますが、立ち仕事の方や、出産の経験のある方は、弁がこわれて、血液が逆流しやすくなります。逆流すると、足に血液がたまり、だるさなどの症状が出現しますが、静脈は、やわらかいため、ぼこぼこふくらんできます。皮膚に褐色の色がついたり、湿疹が出来たり、症状がひどく悩んでいる方は治療をお勧めします。現在は針穴一つで治せる血管内治療が可能です。静脈の内側からレーザーで血管を閉塞させる方法で、保険診療で出来ます。手術当日は歩いてきて、30分ほど眠っているあいだに治療し、おわった直後から歩いて帰ることが出来ます。治療するほどではないけれども、だるさや足がつる症状があれば、じっと立ち続けずに、つま先立ちをときどきするだけでも足は楽になります。寝るときに足を少しあげるだけでも、つらなくなることもあります。立ち仕事の方は、ぐっとしまる弾性ストッキングで圧迫すると軽くなることもあります。悩んでおられる方は、一度血管外科を受診してみてください。(2019年7月)