「水いぼ」とは
水いぼとは「伝染性軟属腫」と言い、このウイルスが皮膚の小さな傷や毛穴から感染する事によって発症します。
子ども同士が接触する事により生じることが多く、感染しやすい場所としてはプールが良く知られています。
以前は夏に多い皮膚病でしたが、最近は乳幼児の早期の集団生活や温水プールの普及により一年中見られることが多くなりました。また、アトピー性皮膚炎の乳幼児に多く見られます。
水いぼが出来やすい所はお腹まわりや腕、脚で、特に皮ふが密着しやすい首まわりやわきの下、肘や膝の関節部分、感染した腕が接触するわき腹、太ももの内側などです。このように放置していると他人に感染するだけでなく、最初に感染した所から他の所にも広がる傾向があります。
症状は肌の色と同じかやや白っぽい大きさが2~5ミリ位のドーム状に盛り上がる小さないぼです。本来は炎症症状はありませんが、水いぼの部分を掻きむしるとトビヒになる事もあります。
水いぼは自然治癒することもありますが、治るまでに半年から数年と個人差がありますので、短期間でいぼが増える人は早めの治療をお勧めします。治療は痛み止めのテープを水いぼの部分に治療前に貼って麻酔が効いてからピンセットでつまんで取り除きます。たくさんある場合は何回かに分けて取ります。
このように治療には前処置が必要ですので、水いぼを取って欲しい場合は事前に受診予定の皮膚科にお問合せの上、ご来院下さい。(2019年6月)
子ども同士が接触する事により生じることが多く、感染しやすい場所としてはプールが良く知られています。
以前は夏に多い皮膚病でしたが、最近は乳幼児の早期の集団生活や温水プールの普及により一年中見られることが多くなりました。また、アトピー性皮膚炎の乳幼児に多く見られます。
水いぼが出来やすい所はお腹まわりや腕、脚で、特に皮ふが密着しやすい首まわりやわきの下、肘や膝の関節部分、感染した腕が接触するわき腹、太ももの内側などです。このように放置していると他人に感染するだけでなく、最初に感染した所から他の所にも広がる傾向があります。
症状は肌の色と同じかやや白っぽい大きさが2~5ミリ位のドーム状に盛り上がる小さないぼです。本来は炎症症状はありませんが、水いぼの部分を掻きむしるとトビヒになる事もあります。
水いぼは自然治癒することもありますが、治るまでに半年から数年と個人差がありますので、短期間でいぼが増える人は早めの治療をお勧めします。治療は痛み止めのテープを水いぼの部分に治療前に貼って麻酔が効いてからピンセットでつまんで取り除きます。たくさんある場合は何回かに分けて取ります。
このように治療には前処置が必要ですので、水いぼを取って欲しい場合は事前に受診予定の皮膚科にお問合せの上、ご来院下さい。(2019年6月)