COPDと検診
COPDは、慢性閉塞性肺疾患の略号です。COPDは、別名、タバコ病ともいわれ、喫煙、受動喫煙が大きく関わる慢性の呼吸器の病気です。COPDが進行して重症化すると、トイレへの移動でも息切れがして、酸素の吸入や自宅での人工呼吸が必要になります。COPDの肺以外の合併症として、高血圧症、動脈硬化による心臓病・脳梗塞、骨粗鬆症、うつ状態、筋力低下などが挙げられます。COPDは、軽症、中等症では、症状が乏しく、本人が病気に気づいていないことが多く、発見が遅れることが問題です。高血圧などの生活習慣病と同様に検診を受けましょう。
長崎市では、平成25年から四十歳以上の長崎市民を対象としたCOPD検診を月に一回、市民会館で行っています。検診は無料です。平成29年4月以降は、長崎市健康づくり課との共同開催となり、広報ながさきでも開催日時が広報されています。検診では、肺機能を測定して、COPDがあるかどうか、COPDの重症度、肺年齢が何歳かを説明致します。COPDが疑われた方には、診療情報提供書を無料で発行しています。喫煙の有無にかかわらず、COPD検診を受けましょう。見過ごされているCOPDを早く診断し、早く治療を行うことで、重症化を防止しましょう。(2019年4月)
長崎市では、平成25年から四十歳以上の長崎市民を対象としたCOPD検診を月に一回、市民会館で行っています。検診は無料です。平成29年4月以降は、長崎市健康づくり課との共同開催となり、広報ながさきでも開催日時が広報されています。検診では、肺機能を測定して、COPDがあるかどうか、COPDの重症度、肺年齢が何歳かを説明致します。COPDが疑われた方には、診療情報提供書を無料で発行しています。喫煙の有無にかかわらず、COPD検診を受けましょう。見過ごされているCOPDを早く診断し、早く治療を行うことで、重症化を防止しましょう。(2019年4月)