健康一口メモ/目の明るさに左右差があるとき

目の明るさに左右差があるとき

 人間の瞳の大きさは、赤ちゃんの時は小さくて成長につれて大きくなり、20歳前後で最大になります。その後また小さくなっていき、60代では赤ちゃんレベルの大きさになります。瞳が小さくなる40歳以降では10代のころより8倍の周りの明るさが必要となります。また、20歳をすぎると目のレンズ(水晶体)に色がついてくるため明るさの感じ方が変わってきます。それでも普通は明るさに左右差を感じることはありません。
片目だけがいつも暗く感じる時は、目の表面から目の玉の中の病気をまず考えます。
瞳の大きさに左右差があれば、ちいさい瞳の目を暗く感じることがあります。病気のない目のほうが暗く感じる場合と、病気のある目のほうが暗く感じる場合とがあります。瞳の大きさの差は明るさの差や眩しさの自覚より目の疲れの症状がでていることがあります。明るさの差は片目ずつで比べないと気づかない場合もあります。
白内障があると左右の症状の程度によって、明るさに差を感じる場合があります。特に、片目だけ眼内レンズの手術を受けた方では、白内障の残った目を暗いと感じる方が多いようです。
目の底の病気、緑内障、目の神経の病気がある方では、病気の目あるいは程度の重いほうの目を暗く感じることがあります。
片目の暗さを感じていても、まだ十分な検査を受けられていない場合には、暗さの裏に潜む病気を念頭において眼科での相談・検査をおすすめします。(2018年10月)