眼底検査について
眼底検査とは、その名の通り目の底を見る検査で、目の奥にある網膜や視神経などの様子を見る検査です。
眼底検査を行うことで、糖尿病網膜症や網膜剥離などといった網膜の病気がないか見ることができるほか、白内障の程度なども見ることができます。
また、視神経の様子を見ることができますので、緑内障の疑いがないか、といったことも見ることができます。
目の前にちらちらと虫が飛ぶように見える飛蚊症(ひぶんしょう)の症状の時にも、目の奥の網膜や硝子体(しょうしたい)の様子をよく調べるために眼底検査を行います。
最近は、眼底検査の際に網膜の断層写真を撮るOCTと言われる検査を行うところも増えています。この検査を行うことで、網膜が腫れていたり水が溜まったりしていないかなどを見ることができ、加齢黄斑変性などの病気がないか調べることができます。
このように眼底検査によって色々なことを調べることができますが、普段は瞳孔が小さく閉じているため、そのままのぞき込んでも眼底のすみずみまで見ることはできません。したがって、眼底をしっかり検査するためには、瞳孔を開く目薬をさして、しっかり奥が見える状態にしてから検査をします。この目薬は診察が終わった後も通常三~四時間ほど効果が続きますが、そのあいだは焦点が合わないようなぼーっとした見え方となり、車やバイクなどの運転ができません。
眼底検査が必要かもしれない、と思うような症状がある時には、車を運転しないでもいいような準備で眼科を受診してください。(2018年1月)
眼底検査を行うことで、糖尿病網膜症や網膜剥離などといった網膜の病気がないか見ることができるほか、白内障の程度なども見ることができます。
また、視神経の様子を見ることができますので、緑内障の疑いがないか、といったことも見ることができます。
目の前にちらちらと虫が飛ぶように見える飛蚊症(ひぶんしょう)の症状の時にも、目の奥の網膜や硝子体(しょうしたい)の様子をよく調べるために眼底検査を行います。
最近は、眼底検査の際に網膜の断層写真を撮るOCTと言われる検査を行うところも増えています。この検査を行うことで、網膜が腫れていたり水が溜まったりしていないかなどを見ることができ、加齢黄斑変性などの病気がないか調べることができます。
このように眼底検査によって色々なことを調べることができますが、普段は瞳孔が小さく閉じているため、そのままのぞき込んでも眼底のすみずみまで見ることはできません。したがって、眼底をしっかり検査するためには、瞳孔を開く目薬をさして、しっかり奥が見える状態にしてから検査をします。この目薬は診察が終わった後も通常三~四時間ほど効果が続きますが、そのあいだは焦点が合わないようなぼーっとした見え方となり、車やバイクなどの運転ができません。
眼底検査が必要かもしれない、と思うような症状がある時には、車を運転しないでもいいような準備で眼科を受診してください。(2018年1月)