健康一口メモ/つわりの時期の過ごし方

つわりの時期の過ごし方

 妊娠した約8割の方が、妊娠6週から12週にかけて吐き気やムカムカ、食欲不振などを経験します。程度の差は人ぞれぞれですが、これをつわりといいます。この症状は万国共通であり、妊婦は我慢を余儀なくされることが多かったのが実状です。たかがつわりでも、妊婦にとっては大変つらい状態であり、今回はご自宅でもできるつわりの対処法について説明します。
この時期は心と身体の安静と休養を十分に取るように心がけます。食事は空腹にならないように少量に分けて何回も食事を取ることを心がけます。つわりの時期はお腹の赤ちゃんのためにと無理に食べる必要はありません。水分さえ取っていれば、妊婦の栄養の蓄えのみで胎児は十分に発育します。食べたいものを食べたい時に、と気を楽にしてみてはいかがでしょうか。
次に、食べ方の工夫として、レモンや酢など酸味のものは食べやすいばかりでなく、体調を良くする効果があります。生姜はつわりを和らげるのに効果があると言われています。最近では、特に葉酸やビタミンB6などを含むビタミン類を妊娠前から気がけて取ることは、つわりの予防にも効果があると言われています。そのほか、内関(ないかん)と呼ばれる手首のツボの指圧も効果的です。
このような対処法を行なっても症状が悪くなり、体重が極端に減ったり動けないほどの状態を悪阻(おそ)といいます。この場合は、点滴治療が必要な場合もありますので、早めに産婦人科へ相談してください。(2018年7月)