健康一口メモ/インフルエンザの最新情報2018

  インフルエンザの最新情報2018

 インフルエンザは毎年のように流行しますが、流行の仕方、検査、薬など、インフルエンザウイルスに関連する事柄は変わっていきます。2017年は例年より1カ月早く流行が始まり、1カ月早く終わりました。しかしインフルエンザB型が多かった影響か、ピーク時の感染者数は1999年の4月以降、最高レベルでした。平均的にインフルエンザは12月に入ると徐々に見られ始め、年明けから感染者が増え、2月頃にピークに達します。しかし今年の流行がいつから始まるかは分かりません。予防接種は10月から始まっていますので早めの接種をお勧めします。
ワクチンの効果については、年齢などにもよりますが、感染を約50~60%減少させるほか、重症になるのを防ぐ効果も認められています。
インフルエンザ治療薬はこれまでに、飲み薬、吸入薬、注射薬が使われてきました。なかでもタミフルは2017年12月から生後二週間以上経っていれば、赤ちゃんでも飲めるようになりました。
また2018年3月から新しいインフルエンザ治療薬が発売されました。この新薬は、今までのインフルエンザ治療薬と薬が効く仕組みが違い、内服は一回のみで終了です。薬の量は体重によって違いますが、体重が10キロ以上なら子どもでも飲めます。薬の効果や副作用はこれから実証されていくと思いますが、治療の選択肢が増えるのはよいことです。インフルエンザにかかった時は、かかりつけ医と相談の上、治療方針を決めましょう。(2018年11月)