健康一口メモ/小児の救急シリーズ③今、けいれんが起こったら

小児の救急シリーズ③今、けいれんが起こったら

 今、目の前でお子さんがけいれんを起こしたらどうしますか?実際にけいれんを目の前にすると驚いて慌ててしまい、どうしたらいいのかわからなくなりますね。
けいれんの対応で最も大切なことは、落ち着くことです。
次にそこが安全な場所であるか確認してください。もし危険な場所であればお子さんを安全な場所へ移動させてください。
安全を確認できたら、お子さんの顔を横へ向けるか、体ごと横向きに寝かせてください。首の締まった服を着ている時には、首元を緩めてください。発作中は箸やタオルなどを口に入れないでください。けがや窒息の原因になります。大声で呼びかけたり、ゆすったり、体を押さえつけても発作は止まりません。
お子さんを落ち着いて観察し、けいれんの持続時間や発作中の様子に注意してください。発作時の情報はその後の治療や検査の際に大変重要になります。さらに、お子さんのそのほかの症状もよく見てください。熱はありませんか、けがや出血してはいませんか。
けいれんが五分以上続いた時には救急車を呼んでください。一回の発作が短くても何度も繰り返す時、けがや出血がある時、顔色の悪い状態が長く続いたり、意識が戻らない時などお子さんの様子がおかしい時にも速やかに医療機関を受診してください。
もし、お子さんがすでにてんかんや熱性けいれんなどの診断を受けていて、今回の発作も今までと同様のものであれば主治医の指示通りに対応してください。(2018年2月)