健康一口メモ/受動喫煙

受動喫煙

 受動喫煙とは、火が点いたタバコの先端から立ち上る副流煙と喫煙者が吐き出す煙を、タバコを吸っていない人が吸わされることを言います。これは二次喫煙とも呼ばれます。副流煙は目やのど・気管への刺激が強く、有害物質が喫煙者が吸う煙よりも多く含まれています。そのため、受動喫煙は迷惑ばかりでなく健康にも有害です。受動喫煙によって肺がんや心筋梗塞、脳卒中、子どもの中耳炎や気管支喘息が増えることがわかっています。同じ建物内の分煙では、どんなに立派な設備を作っても受動喫煙を防ぐことはできないため、世界の国々では建物内禁煙があたりまえになっています。

 三次喫煙という言葉はご存知でしょうか。これは、今現在、その場所でタバコが吸われていなくても、その部屋の家具やカーテンにはタバコの有害な物質が残っています。また、外でタバコを吸って戻ってきた人の衣服や吐く息には有害物質が含まれています。これらの有害物質を吸い込むことを三次喫煙と呼びます。特に赤ちゃんや子どもたち、呼吸器や心臓の病気がある人は三次喫煙でも影響を受ける可能性があります。タバコを吸わない人が出入りする部屋や車は、常に禁煙にしましょう。

 加熱式タバコは、目に見える副流煙は減っているように見えますが、吐き出した煙にはニコチンやそのほかのいくつかの有害物質が含まれています。受動喫煙の害については、加熱式タバコも従来のタバコと同じように考えなければなりません。(2018年7月)