健康一口メモ/水虫とは

水虫とは

 水虫とは「白癬菌」(はくせんきん)というカビが皮ふに感染して起こります。白癬菌は皮ふのケラチンというタンパク質を分解してそれを栄養に増えます。症状別に足の指の間に起こる趾間(しかん)型、足の裏や土踏まずに小さな水ぶくれができる小水疱型、かかとを中心に皮膚が厚くなり白く粉をふいたようになったり、さらにキレツができる角質増殖型などがあります。

 基本的には水虫かなと思ったら皮膚科を受診し、必ず真菌検査を受けてください。症状の原因が白癬菌の感染症であると確定診断を受けてから白癬菌治療専用の抗真菌剤のクリームを1日2回、病変部よりも広めに塗ります。
治療期間は外見に異常がないように見えても最低三カ月間、梅雨や夏の湿度の高い時期は4カ月間毎日継続してクリームを塗ることが大切です。治りにくい原因の一つに目に見える症状がなくなると治療を中止してしまい再発を繰り返していることが多いのです。根気強く治療しましょう。

 また、水虫とよく似た病気も複数ありますので検査をして原因を確認することも重要です。他の病気には水虫の薬は効かないからです。

 また、さらに治りにくいことで知られる爪水虫ですが、平成26年10月から1日1回爪に塗るだけでこれまでの塗り薬や飲み薬よりも治療効果が高い塗り薬も登場しています。新薬なので値段が高いのがネックですが、持病があり飲み薬の治療ができない患者さんなどにも完治の道が開けてきました。お困りの方はぜひ皮膚科で爪の真菌検査の後に処方してもらいましょう。(2017年6月)