健康一口メモ/鼻血が出たら

鼻血が出たら

 誰でも一度くらい、鼻血を出したことはあると思います。鼻の中は、血管が多いので、出血しやすいのです。
特に多いのは幼児の鼻血で、そのほとんどは、心配のいらないものです。主に鼻の入り口付近からの出血です。突然出血しても慌てずに、顔をうつむきかげんにして座らせ、血液を飲み込まないようにしてあげてください。止まりにくい時は、小鼻(鼻翼(びよく) と呼ばれる膨らんだ部分)を指でつまんで、5分くらい圧迫してあげると止まります。

 何度も繰り返す時は、血管がキズつきやすくなっていることがあります。耳鼻咽喉科専門医を受診し、適切な治療を受け、原因を確かめておくことが大切です。

 大人の鼻血も、多くは鼻の入り口付近からの出血ですが、中高年の方は、後ろの方にある血管から、出血することがあります。鼻血は、血液の病気や、高血圧などが原因で起こることがあり、また、心筋梗塞などの予防に服用する、血液が固まるのを防ぐ薬の影響で、出やすくなることがあります。特に原因のない方もたくさんおられます。

 鼻血が出たら、まず、落ち着いてください。座った状態で、顔をやや下に向け小鼻を5分くらい圧迫します。水に潜る時に鼻をつまむ要領です。口に流れてくる血液は、なるべく飲み込まず、はき出します。圧迫しても鼻血が止まりにくい時や、出血の量が多い時は、専門医を受診してください。(2017年5月)