健康一口メモ/産婦人科領域における遺伝カウンセリング

産婦人科領域における遺伝カウンセリング

 遺伝カウンセリングでは、遺伝に関する不安や悩みを抱いている相談者に対して、遺伝医療の専門家が正確な知識や情報を提供し、相談者が自己決定する過程をサポートします。日本では、臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラーが、遺伝医療の専門家として遺伝カウンセリングを担当しています。

 産科領域では主に出生前診断に関係する遺伝カウンセリングが行われます。出生前診断はすべての妊婦さんに必要な検査ではありません。遺伝カウンセリングを行うことで、妊婦さんが出生前遺伝学的検査の意義を理解し、最終的に検査を受けるのか受けないのか自己決定できるように悩みや不安を解決していきます。一方、婦人科領域では遺伝性乳がん卵巣がん症候群などに関する遺伝カウンセリングが行われます。

 長崎大学病院遺伝カウンセリング室では、前述のような産科・婦人科領域以外にも遺伝に関係する様々な分野の相談を受け付けています。遺伝の問題は相談者ご本人だけにとどまりません。また、専門的な知識が必要とされる分野です。

 一人で色々と悩まず、まずは長崎大学病院遺伝カウンセリング室、電話095・819・7548にお問い合わせください。(2017年11月)