健康一口メモ/入園入学にそなえて

入園入学にそなえて

 桜の開花が待ち遠しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。桜が満開になる頃は、期待と不安に胸を膨らませた入園・入学の季節です。今回は、新しく保育園、幼稚園、小学校に入るお子さんの準備についてお話します。

 保育園、幼稚園の入園前には、その年齢でできる予防が済んでいるか確認しましょう。母子手帳や長崎市の子育て情報サイト「イーカオ」などを参照してください。また日本小児科学会は、三歳で接種を開始していた日本脳炎ワクチンを、感染のリスクがある地域では生後6カ月から接種するよう推奨しています。特に長崎県は日本脳炎抗体を持っているブタが多いため、リスクの高い地域になっています。予防接種のスケジュールについて分からない場合は、かかりつけの小児科で相談してください。適切なワクチン接種スケジュールをたててくれます。

 また小学校入学前に済ませるべきワクチンが、麻疹・風疹ワクチンの2回目です。今年新一年生になられるお子さんで、まだ接種がお済みでない方はこの3月中に受けるようにしてください。

 新しい環境は新鮮で刺激的な分、ストレスもあり、中にはなじめない子もでてきます。こどもは本来適応能力が高いため、段々と慣れていくことがほとんどですが、親離れが全くできない、他の子と比べて極端にじっとしていられない、行動が突発的で危険を伴う、などの状態がみられるようなら、場合によっては専門医への相談が必要になることもあります。(2017年3月)