整形外科/足の指の痛み、モートン病

足の指の痛み、モートン病

  足の3番目と4番目の指の間に痛みやしびれを起こす代表的な病気にモートン病というのがあります。横幅の狭い靴やヒールの高い靴などを履くことにより、足の裏の神経が太くなったところを圧迫したり、周囲の炎症を起こしたりすることが原因で起こると考えられています。2番目と3番目の指の間や4番目と5番目の間にも起こることがあります。靴の横幅がありすぎて甲の部分がゆるく、足が前に滑り、靴の先の狭い部分で圧迫されることでも起こることがあります。

予防としては、とにかくヒールの高い靴や先の細い靴を履かない、窮屈すぎずゆるすぎないフィットした靴を選ぶことが大切です。どうしてもおしゃれな靴を履きたい時は、横アーチや縦アーチが付いた中敷きを靴の中に入れてみるとよいでしょう。百円ショップに行くと、中敷きに貼るタイプのアーチサポートやパッドが売ってあります。自分でオリジナルの足底板を作ってみてはいかがでしょう。それでも痛みがとれない方は、整形外科を受診して他に原因がないか鑑別診断をしてもらった上で、消炎鎮痛剤や長引くものには神経障害性疼痛に効く薬などを投与してもらってください。それでも難治性のものや繰り返すものには、局所注射や手術療法が必要なこともあります。そうならないよう、痛み出す前に早めに自分の靴を見直してみましょう。(2015年放送)