小児科/子どもの睡眠

子どもの睡眠

 子どもに必要な睡眠時間には個人差がありますが、1歳から3歳で14時間、5歳児で12時間、小学生で10時間、中学生以上は7時間から9時間程度とされています。

睡眠時間の確保と同様に質のよい睡眠をとることも重要です。寝る前一時間は静かに過ごし、ゲームやスマホをしたり、カフェインの入ったコーヒーやお茶、チョコレートの摂取は避けましょう。空腹でも満腹でも眠りが浅くなりますので、寝る前におなかがすいても軽く食べるだけにしましょう。睡眠と覚醒のリズムを整えるために、決まった時間に寝て起きるようにし、朝起きたら明るい光を浴びて体を動かしましょう。

睡眠不足になると、日中眠くなったり、あくびが出るだけでなく、落ち着きがなくなったりイライラしたり、周囲に対して無関心・無気力になったり、注意力や記憶力が低下するといった影響がでます。しかし、子どもの場合は睡眠不足であることをうまく表現できずに、周囲がやる気や性格の問題と考えてしまうため、睡眠不足が原因であると気付いてあげることが大切です。

眠る環境を整えてもなかなか寝付けない、夜中に何度も起きる、十分に寝ても睡眠不足を解消できない場合には、睡眠時無呼吸症候群などが隠れていることがありますので、かかりつけ医に相談しましょう。(2015年放送)