内科/不整脈:脈の乱れがみられたら

不整脈:脈の乱れがみられたら

 脈拍は、成人がゆっくりしている時には1分間に60回前後で、一定のリズムで規則正しく打っています。

脈が打つリズムが異常になることを不整脈と呼びます。この中には、リズムは規則的ですが異常に速い脈や遅い脈も含まれます。

初めて不整脈に気付かれるのは、ドキドキと動悸がする、脈をさわってみると、1分間に五十以下と異常に遅かったり、逆に130以上と速すぎたり、または一瞬飛んだように感じて、不規則になったりしていることもあります。

また、自分では全く気が付かないのに、検診や病院で診察した時や心電図をとった時「不整脈が出ています」といわれて、分かる場合もあるでしょう。

自覚症状としては、脈が少ないために起こる倦怠感、めまい、さらには失神発作や心不全があります。脈が異常に早い頻脈による症状としては動悸、胸の痛み、失神、心不全などが認められます。また症状がなくても不整脈が生命に関わる場合もあります。1回や2回の診察では、はっきり分からない時もあります。繰り返し診察を受けることや心電図をとることが大事です。場合によっては一日中心電図をとる装置をつけて検査をする必要もあります。

意識低下や失神発作を起こす脈が遅い型の不整脈では人工ペースメーカーで治療します。脈が速い型の不整脈には薬や心臓カテーテルを用いる治療方法があります。

脈がおかしいと感じたら、かかりつけの医師にぜひ相談されてください。(2015年放送)