形成外科/巻き爪(陥入爪)

巻き爪(陥入爪)

 巻き爪は爪が変形し内側に彎曲したもので、足の親指によく起こります。この巻き爪の端が皮膚に食い込んで痛みや腫れを引き起こしたものを陥入爪といいます。

陥入爪になった場合の治療は、鎮痛剤や化膿止めなどの薬物治療と、膿を出すための切開や食い込んだ爪の除去を行う外科治療が主になります。陥入爪を予防するには深爪をさけて爪の両端を切り込まず、指先と同じかそれより少し長めに爪を伸ばすと良いようです。

巻き爪を予防するには、つま先が窮屈な靴や緩すぎる靴も原因となりますので、親指にちょうどフィットするサイズの靴を履くことが重要です。

爪の巻き込みが強い方には、爪の変形を矯正する治療が行われます。以前は麻酔をかけて爪を切り取る手術が行われていましたが、最近は弾力性の強いワイヤーや金属プレートを使う方法も取られるようになっています。この治療法では麻酔を使う必要はなく、爪に取り付けた金属の反発力で爪を平らに矯正します。

金属プレートは接着剤で爪に貼り付けて使うので簡単ですが、矯正力は弱いです。ワイヤーの場合矯正力は強いのですが、爪に穴を開けてワイヤーを通すので、爪を伸ばす必要があります。矯正できるまで日にちがかかりますが、入浴などの日常生活はそのまま続けられます。

爪の変形でお悩みの方は弾力ワイヤーでの治療に対応しているか、事前に医療機関へお問い合わせください。(2014年放送)