小児科/新入学に備えて

新入学に備えて

  これから新入学に備えて、様々な準備に追われることと思いますが、今回は小児科医の立場から新入学に備えるお話をしたいと思います。

まず小学校に入る前に済ませるべき予防接種があります。麻疹・風疹ワクチンの2回目です。2回目は年長さんになってから小学校入学前までの1年間のうちに接種しなければなりません。もちろんそのほかのワクチンの追加接種などがお済みでない方は新入学の前に済ませておきましょう。

お子さん方は幼稚園・保育園で集団生活にも慣れ、たくましく成長されていると思いますが、これからさらにきちんとした規律を要求される生活に入って行きます。じっと席に座り先生の話に耳を傾け、難しい字を読んだり書いたりといった新しい生活が始まります。すると新しい環境になじめない子が全体のおよそ10%は出てくるようです。親離れが難しい子、じっと席に座っていられない子、注意力が散漫な子、字を書いたり読んだりが極端に苦手な子など様々です。そんな時には、まずかかりつけ医にご相談ください。小児科専門のかかりつけ医を持つことは色々な面でメリットがあります。普段の状態を把握しており、また過去の病気、合う薬、合わない薬についても分かっていてもらえます。

もしも何か特別な病気や障害が疑われる場合、適切な専門医や病院を紹介することもできます。何でも相談できるかかりつけ医を持つことで、育児がより安心してできるようになると思います。(2014年放送)