眼科/ドライアイ

ドライアイ

 通常、目の表面は涙液という液体に覆われています。涙液は空気に接している側から油層、水層、ムチン層の3層からなっています。

油層はまつ毛の根元近くから油が出て、乾燥しにくいように油の膜を作っている層です。水層は涙腺から分泌されている水分の層です。ムチン層は目の表面の白目から分泌され、水が目の表面に保たれやすいように糊のような役目をしている層です。ドライアイとはこの3層が不安定になり、起こる症状です。

ドライアイの症状は目が痛い、ゴロゴロする、まぶしい、涙が出るなど様々です。目を取り巻く環境が原因である場合と目の機能自体が原因である場合が考えられます。

環境の面では、コンタクトレンズの使用、エアコンによる空気の乾燥、パソコン・スマートフォン使用による瞬目(まばたき)の減少が考えられます。

対応策は、潤いのあるコンタクトレンズへの変更、眼鏡の使用、加湿器の使用、パソコンの画面の明るさを落とすなどです。

目の機能の面では前に述べた3層のいずれかが障害されるとドライアイとなります。油層対策としては、化粧をきれいに落とす、洗顔をする、油ものを控える、瞼をきれいに保つなどです。水層対策としては、乾燥状態を避ける、加湿器を設置する、ヒアルロン酸・コンドロイチン硫酸の目薬を使用するなどです。ムチン層対策としては、今まではなかったのですが、2012年よりムチンの分泌を促す目薬が使用できるようになりました。(2013年放送)