婦人科/男性不妊

男性不妊

子どもを欲しいカップルが性生活を行っているにもかかわらず、一定の期間妊娠しない場合を不妊症といいます。日本では2年以上の場合をいうことが一般的です。現在おおよそ8組のうち1組が不妊症になるといわれています。

不妊症のうち男性側に原因があるものが約4分の1、男性と女性と両方に原因があるものが約4分の1といわれています。当たり前のことですが、子どもができない場合、女性側だけでなく男性側に原因があることも多いのだということを理解してください。

原因としては、精巣で精子の数が少ない造精機能障害が90%以上といわれます。そのほか、精子の輸送路の通過障害、射精の障害などがあります。

造精機能障害には、後天的なもので治療可能なものもあり、泌尿器科での治療対象になります。また、原因不明の特発性造精機能障害は60%を占め、これを改善することは非常に困難です。従ってそのような場合は、造精機能障害を治療するというよりも、障害の程度に合わせての不妊治療を考慮します。具体的にいうとタイミング法、人工授精、体外受精、顕微鏡下に授精させる顕微授精とステップアップさせることになります。この場合産婦人科での治療になります。また、精液中に精子が認められない無精子症の場合でも精巣内で精子が造られていれば、手術と顕微授精の組み合わせで妊娠することが可能な場合もあります。

まずはかかりつけの産婦人科、泌尿器科の医師にご相談ください。(2013年放送)