歯科/歯科インプラントの安全性

歯科インプラントの安全性

 2007年にインプラント手術中の死亡事故が起きて以降、インプラント治療の安全性が問題となっています。インプラント治療を行う部位によっては、神経や血管がすぐ近くを通っている場合もあり、手術によって傷つけた場合には重大な後遺症が残る場合もあります。

では安全なインプラント治療を行うためには、どのようなことが必要でしょうか?手術する人の知識と技術が必要であることはもちろんですが、手術前の十分な診察と検査に基づいた治療計画が非常に重要となります。神経や血管の位置や太さ、骨の形は患者さんによって異なるため、治療計画を立てる上で、CT検査は不可欠なものとなっています。立体的に骨の形を観察し、神経や血管の場所を確認します。現在ではCTデータをもとにコンピューター上でインプラントの位置をシミュレーションすることも出来ます。さらにはインプラントを埋め込む際に、シミュレーション通りの位置や方向、深さなどに合わせるためのマウスピースを作ることも出来ます。

それでも外科処置を行う以上、100%の成功率はあり得ません。しかし、手術前に十分な診察と検査を基に診断を行うことで、より安全確実な治療が可能となります。不幸にして歯を失ってしまった場合、または現在使用している入れ歯に満足できない場合、インプラント治療は大きな治療効果をもたらします。お困りの方は一度、信頼のおける歯科医師に相談されてみてはいかがでしょうか。(2012年放送)