皮膚科/唇の荒れ

唇の荒れ

  唇の状態は全身の状態をみるバロメーターです。疲れ、ストレス、胃腸障害、虫歯、食生活の乱れなどで唇は荒れます。まずは体調を整えましょう。また唇は露出しているので、乾燥しやすく、化粧品、食品などの影響を受けやすい部位です。かぶれやすいものの接触は避けましょう。子どもに多いのですが、最もやってはいけない行為がなめることです。なめると、必ず唇は乾燥して、荒れてきます。むしる行為、かむ行為もやめてください。それと最近若い人に多い口呼吸、これも唇が乾燥して、荒れる原因となります。鼻呼吸を心がけましょう。

軽い荒れなら、リップクリームなどで保湿するだけでよいでしょう。長時間の日焼けには気をつけましょう。夏になると、外でスポーツをする子どもたちが唇がただれてよく受診されます。外出の時は、たっぷり保湿をしましょう。ビタミンB2、B6の飲み薬が効果的なので、唇の荒れている人にはおすすめです。赤み、痒み、腫れなどの症状がある場合にはステロイドが入った塗り薬が必要になる場合があります。しかし、細菌やカビやウイルスなどに感染している場合は、ステロイドを塗ると症状が悪化することがあります。例えば、とびひ、たむし、ヘルペスなどの場合です。膿が出たり、ただれたり、しこりが続く場合などは、近くの皮膚科を受診してください。しこりが続く場合はその一部を取って、くわしい検査をしなければならない場合もあります。(2012年放送)