眼科/目のトレーニングで視力回復しますか?

目のトレーニングで視力回復しますか?

 視力が落ちた時は、真っ先に眼科に行って、原因を調べてください。 眼科で遠視による弱視が見つかった時は、すぐに、遠視のメガネを作って、眼の訓練をします。子どもは生まれてから6歳頃までに視力が発達し、大人と同じ視力になります。途中で遠視や斜視などで、発達が邪魔されると、眼には異常がないのに、視力が発達せず、弱視になります。弱視は、訓練によって、視力が発達してきますが、効果がでるのは十歳未満と考えられています。訓練によって発達した視力は訓練を止めても、元に戻ることはありません。ただし、メガネが必要か必要でなくなるかは、遠視の状態によって、決まってきます。

多くの方が知りたいのは近視が訓練によって、メガネがいらなくなるかということだと思います。近視の程度が強いものは訓練の効果はありません。軽度の近視は訓練によって、回復する可能性があります。読書は1日1時間以内、電車では本は読まない。1日1~2時間の眼の訓練を毎日して、視力が0.7から1.0になった人がいます。しかし、訓練を止めた後、視力は元の0.7にもどっています。勉強、読書、メール、ゲームなど近くを見る機会が多い現代社会は近視になりやすい社会です。訓練するということは、これらのことを制限しなければなりません。訓練に時間と労力を費やすか、好きなことをして楽しむか、みなさん、1人1人が決めることでしょう。ただ、わかっていることは、訓練によって回復した視力も、訓練を止めれば、元に戻ってしまうということです。(2012年放送)