精神科/認知症が進まない方法

認知症が進まない方法

 認知症が進まないようにするにはどうしたらよいのかということについて、今日は3つのポイントをお伝えします。

1つ目は、お薬についてです。現在、日本では認知症の進行を抑制する薬が4種類ほど発売されています。これらの薬を服用するためには、病院で処方を受けなければなりません。認知症の早期の段階で薬を飲み始めることが効果的ですので、認知症による物忘れや自分が置き忘れたのを人が取ったと言うような異常言動に気付いたときには、医療従事者や介護の専門家に早めに相談しましょう。

2つ目は、本人にストレスがかからないようにすることです。介護する家族は介護のストレスを抱えてしまうことが多く、そのストレスが認知症の人に反映されてしまうことが多いのです。ですから家族が自分のストレスケアをすることが必要になります。そのためには他人の力を借りながら共同して介護を行い、介護者が自分の生き甲斐や楽しみを失わないように心掛けましょう。また、介護の大変さを分かち合える話し相手や仲間が集まる場を見つけることも大切です。

3つ目は脳に良いことを続けることです。栄養のバランスを考えた食事や適度な運動が大切です。そして、人に接することや会話を増やすこと、手先や頭を働かせることをしましょう。そのためには、家族との交流を増やしたり、サークル活動や老人会などの地域活動への3加、そして介護サービスを受けることが必要になります。(2012年放送)