小児科/注意が必要なのどの病気―溶連菌感染症―

注意が必要なのどの病気―溶連菌感染症―

 この病気は、溶連菌という細菌がのどに感染して起こる病気です。突然発熱し、のどが赤くなって痛み、舌は苺のように赤くなります。頭痛がしたり、赤い発疹が出たり、首のリンパ節が腫れたりすることもあります。
 この菌に感染している子どもの唾液・鼻汁などが鼻やのどから侵入することでうつります。小さい子どもには少なく、6歳から15歳くらいの小・中学生を中心に、学校や家族などの集団でよく発生します。季節的には冬から春にかけて多いといわれます。この病気は、簡単なのどの検査で短時間で診断できます。
 治療は、抗生物質を10日から2週間服用します。2~3日で熱が下がって、のどの痛みもなくなり、他人へうつることもなくなります。
 食事はのどが痛いときは、熱いものや辛いものは避けてください。2~3日後にもう一度診察を受け、医師の許可をもらってから、登園・登校してください。
 大事なことは途中で薬を止めないことです。止めると、再発したり、リウマチ熱や糸球体腎炎といった重い病気を起こすことがあります。指示どおりに最後まで飲んでください。
 家族にもうつる事があるので、同じような症状があれば、診察を受けてください。家庭では、感染している子どもとの頻回な接触を避け、手洗い、うがいを行ってください。

(2011年放送)