小児科/インフルエンザにかかったら

インフルエンザにかかったら

 2009年は新型インフルエンザの大流行があり騒然とした年でした。今年(2011年)は新型インフルエンザの流行はさほどなく、A香港型インフルエンザとB型インフルエンザが流行すると予想されています。インフルエンザ予防のため、ワクチン接種を受けておくことが一番大切です。
 インフルエンザにかかったら、一般のかぜとは違って、突然の高熱、さむけ、全身倦怠感、頭痛、手足の痛みなど多彩な症状が出てきます。そのような症状に気付いたら、すみやかにかかりつけ医を受診してください。早期診断法として、鼻汁の迅速検査で診断することができます。ただし発症直後の検査では陰性となる場合があるので注意が必要です。インフルエンザと診断され、早期に治療を開始すれば、症状を軽く済ませることができます。最近の治療薬には内服薬、吸入薬、点滴薬があり、年齢、症状などに応じて選択されます。
 早期に診断され、早期の治療が開始されてもかかり始めの1~2日間ほどは高熱などの症状があり、辛い思いをすることがあります。自宅で安静にし、水分を充分に補給するように心がけてください。かかりつけ医から指示された日に受診して、合併症を起こしていないか診てもらいましょう。元気がなくなった、何度も吐く、咳がひどくて眠れない、意味不明な言動を繰り返すなど、いつもと違うなと思ったら早目に受診するようにしてください。また痙攣をおこしたら、すぐに病院へ行くようにしましょう。

(2011年放送)