乳がんの早期発見と治療
乳がんの発生率は年々増加し、現在(2010年)、女性のがんの第1位です。
乳がんを発見するための検査は、医師がおっぱいを直接触って調べる触診法のほか、マンモグラフィー検査や乳腺超音波検査などがあります。マンモグラフィーは、プラスチックの板のようなものでおっぱいを平たくおしつぶして撮影をします。若い人には乳腺超音波による検査も併用して行われています。これらの検査で、少しでもがんが小さいうちに発見されれば、それだけ転移や再発の可能性を低くすることができます。
家族に乳がんの人がいたり、未婚の人、出産や授乳の経験のない人、肥満の人では乳がんのリスクは高くなります。このような方は検査を進んで受けるようにしましょう。定期的に自分のおっぱいを触って、おっぱいの中にしこりがないか調べることも大切です。
乳がんには多くの治療法がありますが、現在のところ、その中心は手術による切除です。がんが小さければ、乳房を全部切り取らずに部分的に切除し、おっぱいを残すことが可能です。術後の再発を減らしたり、再発したあとの治療として、女性ホルモンを抑える内分泌療法や抗がん剤による化学療法、放射線治療などがあります。
長崎県の乳がん検診の受診率はまだ低く、乳がんの早期発見のためにも乳がん検診を進んで受けましょう。早期に発見されれば、死亡率が減り、自分の命を守るだけでなく、自分の家族の幸せを守ることができます。
(2010年放送)
乳がんを発見するための検査は、医師がおっぱいを直接触って調べる触診法のほか、マンモグラフィー検査や乳腺超音波検査などがあります。マンモグラフィーは、プラスチックの板のようなものでおっぱいを平たくおしつぶして撮影をします。若い人には乳腺超音波による検査も併用して行われています。これらの検査で、少しでもがんが小さいうちに発見されれば、それだけ転移や再発の可能性を低くすることができます。
家族に乳がんの人がいたり、未婚の人、出産や授乳の経験のない人、肥満の人では乳がんのリスクは高くなります。このような方は検査を進んで受けるようにしましょう。定期的に自分のおっぱいを触って、おっぱいの中にしこりがないか調べることも大切です。
乳がんには多くの治療法がありますが、現在のところ、その中心は手術による切除です。がんが小さければ、乳房を全部切り取らずに部分的に切除し、おっぱいを残すことが可能です。術後の再発を減らしたり、再発したあとの治療として、女性ホルモンを抑える内分泌療法や抗がん剤による化学療法、放射線治療などがあります。
長崎県の乳がん検診の受診率はまだ低く、乳がんの早期発見のためにも乳がん検診を進んで受けましょう。早期に発見されれば、死亡率が減り、自分の命を守るだけでなく、自分の家族の幸せを守ることができます。
(2010年放送)