【医科歯科合同研究会】その常識、今も常識?~他科疾患を学び直そう〈関節リウマチ〉

いつ:
2023年11月29日 @ 07:30 – 08:15
2023-11-29T07:30:00+09:00
2023-11-29T08:15:00+09:00

と き  11月29日(水)19:30~20:15
参加方法 オンライン(Zoomウェビナー)でのライブ配信
      ※参加申込は必須です。ウェビナーの登録は下記のボタンから。
対 象 医師・歯科医師・事務職員等
講 師 宮下賜一郎 先生(大村市・みやしたリウマチ・内科クリニック院長)
テーマ 関節リウマチの最新情報と病態形成における歯周病の役割

 メトトレキサートや分子標的製剤の登場により、関節リウマチ(RA)診療はこの20年目覚ましい進歩を遂げ、寛解・治癒を目指した治療へと変貌しました。
 一方、病因についても解明が進み、環境要因としての歯周病、喫煙の関与が確定的なものとなっています。RAも歯周病も慢性の炎症性疾患であり、検出される炎症細胞や炎症性サイトカインは類似しています。RAの疾患特異的マーカーである抗CCP抗体の生成にはシトルリン化されたタンパクに対する自己免疫反応が関与しており、Porphyromonas gingivalis(Pg菌)によるPAD(ペプチジル・アルギニン・ディミナーゼ)産生がシトルリン化を促進することが報告されています。歯周病とRAの疾患活動性との関連や、歯周病治療とRAとの関連を見出した報告も多く、歯周病原菌はRAの発症や疾患の進展に強く関連しています。
 本講演では、これらのことを踏まえRA治療の最新情報ならびに日常診療におけるポイントについて概説します。
 ※協会新聞11月号(11月16日発送)同封の案内チラシに掲載したQRコードのリンク先が間違っていました。ご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
  お申し込みがまだの先生は開始時間までに下記からお手続きをお願いいたします。