菜の花会講演会「砂糖文化を広めた長崎街道」(申込締切12月12日)

いつ:
2021年12月17日 @ 19:30 – 20:30
2021-12-17T19:30:00+09:00
2021-12-17T20:30:00+09:00

【菜の花会オンライン講演会】
テーマ 砂糖文化を広めた長崎街道―シュガーロード―
と き 2021年12月17日(金)19:30~20:30
講 師 赤瀬浩氏(長崎市長崎学研究所長)
参加方法 オンライン(Zoomウェビナー)でのライブ配信
12月12日(日)厳守 ※申込受付は終了しました
参加費 無料(どなたでも参加できます)

申込みフォーム

【講師からのメッセージ】
1571(元亀2年)長崎開港以来、長崎は世界に開かれたたった一つの公式な窓でした。世界から膨大な情報や物産がこの長崎に集まり全国に広まっていきました。学問や動植物、中でも最も喜ばれたのが砂糖でした。国産がまだなかったころの砂糖はとても貴重なものでした。はじめは病人の滋養のための薬として使われ、甘味を味わえる人はほんのわずかでした。
長崎から砂糖が全国に広まるようになって、初めて庶民まで砂糖の味を知るようになるのです。この度、日本遺産に認定されたシュガーロードは長崎から砂糖が広まっていくのと同時に砂糖を使ったさまざまなお菓子の製法が伝わった長崎街道のことです。長崎出島から肥前小倉を繋ぐ街道には、現在も個性的なスイーツが残されています。

【プロフィール】
赤瀬浩(あかせ ひろし)1961-
長崎旧市街の町屋に生れる。江戸時代から続く生活スタイルや祭り、地域コミュニティに囲まれて育つ。長崎大学を卒業後長崎県公立学校教員として本土や離島の小学校に勤務。傍ら長崎町人の研究に努める。上越教育大学大学院で学び『株式会社長崎出島』(講談社)などを出版。近著に『長崎丸山遊廓 江戸時代のワンダーランド』(講談社)がある。現在長崎市長崎学研究所長。