アメリカが1月5日に発表した昨年7~9月実施の新型核実験に対し、保険医協会は1月7日、アメリカ合衆国大統領バラク・オバマ氏あてに抗議文を送付しました。
2012年1月7日
アメリカ合衆国大統領
バラク・オバマ殿
長崎県保険医協会
会長 千々岩 秀夫
(事務所)長崎市恵美須町2-3
フコク生命ビル2F
TEL 095-825-3829
3回目の新型核実験に強く抗議し、
すべての核実験・開発計画の即時中止を求める
貴国政府は、新しい形の核実験を昨年7~9月の間に実施したことを5日に明らかにしました。唯一の被爆国日本、とりわけ被爆地長崎に住む医師・歯科医師として、貴国の暴挙に強く抗議します。
今回の実験は、2010年11月と3月に行ったタイプと同じく、プルトニウムを使うものの核実験場を必要としない新しいタイプの核実験で、今回で3回目となります。貴国エネルギー省核安全保障局は「備蓄核の安全性や有効性を維持するため」と述べ、臨界前核実験を補完する役割があるとしています。
オバマ大統領は「核なき世界」を提唱しながら、就任後、臨界前核実験も3回行っており、新しい形の核実験を実施したことは、核兵器を保持し続けるばかりでなく、新型核兵器開発の可能性もあるとして、世界の核問題をめぐる緊張を来しかねません。
すべての核実験と核兵器開発の即時中止、核兵器廃絶の国際的な協議の開始を強く要求するとともに、改めて貴国の新型核実験の中止を求めるものです。
